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順次思い出話を書いていきます。

写真はここに少し掲載しています。

 

New York

Glenn Millerゆかりのホテル・ペンシルベニアに3泊しました。着いた日の翌日12時からホテルのロビーで軽く演奏をしました。たくさんの人達が周りに立って聴いてくれましたが、一番喜んでいたのはホテルの従業員の方々です。Kidsの軽快なスイングに体を動かして聴いていました。

その後2時から下のホールでコンサートをやりました。ニューヨーク在住の黒木絵里iさんが中心になってこのコンサートを開催して下さりたくさんの人がスイングキッズの演奏を心から楽しんでくれました。絵里さん本当にありがとうございました。

夜は近くのアイリッシュパブでみんなそれぞれ気に入ったものを注文して食事を楽しみました。ボリュームは凄いので食べきれないほどでした。結構食べ残した子もいました。

初めて見るニューヨークの摩天楼にみんな驚いていました。タイムズスクェアーのまぶしいばかりのネオンや電子スクリーンにも見とれていました。スイスの田舎の子供達にとってはすべて目を見張るものばかりです。

翌日は自由日で船からニューヨークを見るツアーで楽しみました。自由の女神の前を通る時みんなが歓声をあげていました。マンハッタンやビジネス街の高層建築が林立している姿は圧倒でした。

続く、、、

 

 

Boston

   

Glenn Miller Festival

アメリカの中ほどアイオワ州にある小さな町Clarindaはかの有名なグレン・ミラーの生誕地として知られています。今も彼の生家が保存されています。

もちろんこの町の人たちは歴史の中でビッグバンドのリーダーとしては最も大きな名声を得たグレンミラーを誇りに思っています。

ここでは毎年開催されるグレン・ミラー・フェスティヴァルが伝統となっています。国内外からいくつものバンドが参加してグレン・ミラーとその音楽を懐かしんでいます。この開催を担っているのが地元のグレン・ミラー生誕協会です。会長のマーヴィン・ネグレイさんはもう25年もこのフェスティバルを陣頭指揮しています。その功績は偉大なものです。

昨年のSwing Kidsの東京でのコンサートをお世話下さったコスモスペースの青木社長は自らグレン・ミラーの大ファンで生誕協会日本支部の会長さんでもあります。その関係でSwing Kidsもこのフェスティバルに参加することが出来ました。青木さん、貴重な体験をさせて頂いて本当にありがとうございました。とても感謝しています。

さて、Swing KidsがこのClarindaに到着するまで大変でした。

ニューヨークのホテルを6月6日の朝9時に出発、先ずはチャイナタウンでボストン行きのバスに乗り換えて午後3時にボストンに到着。それから地下鉄を乗り換えてバークリー音楽院に到着。30分程の学校案内の後コンサート会場へ、リハーサル、コンサート、それからギリシャ料理店で食事、その後直接また地下鉄を乗り継いでバスステーション、と大変な強行軍です。

でも旅はまだまだこれからでした。最終の11時半のバスに乗ってニューヨークに着いたのは朝の3時半。それから頼んでいたた大型タクシー2台分乗してホテルへ。預けていた荷物を受け取り直接ケネディー空港へ直行。チェックインや手荷物検査に時間がかかりましたが、8時15分の出発までにはたくさん時間がありました。でも誰も疲れて眠るものはいませんでした。ぐったりはしていましたが。

やっと出発して2時間半ほど飛んでダラスに到着、そこで乗り換えてカンサスシティーまで約一時間、そこから迎えのバスに乗って2時間で夕方やっとClarinda に到着。もう気の遠くなるような長旅でした。行く前はこれはどうなることかと大いに心配していたのですが、幸いみんな無事で何事もなく到着して本当にほっとしました。これも日本でのハードスケジュールで鍛えられていたからでしょうか?

高校で待っていたホストファミリーと面会してそれぞれの家庭に分かれました。ここには5泊しましたが、又素晴らしい体験をしました。

日本とは少し違って、子供を連れてくる時間とかちょっと余裕を持って考えないと戸惑います。中には忙しくしていてコンサートに子供を連れてくるのを忘れるというようなハプニングも起こりましたが、何しろ町が小さいので問題はありませんでした。全ては体験です。

2日目いよいよフェスティバルの開催です。トップバッターは何と我がスイングキッズです。大きなステージにたった14人の子供達が上がって来ました。万来の拍手ですが、観客は最初どう思ったのでしょうか?

続く

 

 

 

アメリカの聴衆のコメント

Swing Kidsのパワーとスイング感溢れる演奏にアメリカ人も驚いていました。アメリカでもこんなバンドはないですから。
アメリカでは管楽器を始めるのは早くても10歳か11歳ですから、アメリカ人にはスイングキッズのレベルは想像をはるかに超えるものです。ヤンやジェシーのトランペット、Matthiasのサックスなど夢にも思わないですよね。コンサートのあとたくさんの人達が僕のところに来てその感動を話してくれました。
 
昔プロのダンサーだったという年配の女性
「あのね、あなたにぜひ言うことがあるわ。私は昔はね、プロのダンサーでたくさんの有名なビッグバンドをバックに踊ったの、それで言えるのはね、あなたのKidsは素晴らしいわ。本当のスイングを知っているわ。凄いドライブしていてじっとしていて聴けないわよ。私が今ダンスにバンドを雇うとしたら躊躇なくあなたのバンドを雇うわ、他のどのバンドより。ここら辺にも一杯バンドはあるけどこんなにスイングしているバンドはないわ。私は本気よ、電話番号を教えて下さい」
 
 
音楽の先生をしていた女性
「素晴らしいわ、バンドを見ないとプロが演奏しているとしか思えないわ。想像出来ない、こんなバンドが世界のどこかにあるなんて。
プロのバンドよりうんと情熱があるわ、又ぜひ来て下さい、又素晴らしい演奏を聴きたいです。」
 
そうですね、Swing Kidsにはプロのバンドがもっていないものがあります。情熱と喜びでしょうかね。

 

元グレンミラー楽団のトランペット奏者
「トランペットのみんなが素晴らしい音をしているね、子供なのに。
どうやって教えているんですか?」
 
Kidsのトランペットセクションは明るくて素晴らしいサウンドを出しています。
バンドも指導している学校の音楽の先生
「凄いとしかいいようがありません。スイスに行ってあなたがどうやって子供達を指導しているか見てみたいです。」
 
ある女性
「素晴らしかったです、涙をぬぐいながら聴いていました。こんなバンドはアメリカ中探しても絶対ないです。」
 
そうですね、僕に話す時目に涙を浮かべていた年配の人もいました。自分達が青春時代に愛した音楽を小さな子供達が素晴らしいレベルで演奏しているとだれでも感動するでしょうね。
 
ボストンでの演奏を聴いた日本女性、バークリー音楽院でジャズを勉強している人
「大人にはない情熱があふれ出ている」
 
New Yorkでの演奏を聴いたアメリカ人女性
「鳥肌が立ったわ。こんなに素晴らしいとは想像もしなかったです。」
 
これらはほんの一例です。たくさんの人達がわざわざ僕のところに来てくれてその感動を話してくれました。僕自信もたくさん褒められました、あなたは
素晴らしい指導をしている、と。特別なことは何もやっていないんですけど。
 
素直な気持ちでKidsの演奏を聴けば誰でも感動すると思います。
嫉妬する人もいますが。

たった14人の子供たちが大きなステージに上がってパワー溢れる

演奏をしている姿は本当にあっぱれです。たった11本の菅ですが、パワーはすごいです。喜びと情熱が溢れています。
日本ツアーの当時のレベルしか知らない人はまた今の
レベルが想像できないと思います。
 
ジェシー凄いです。イン・ザ・ムードのオリジナルのソロを堂々と吹きます。
みんなあいた口がふさがらないという感じで聴いています。
9歳でトランペットがこれだけ吹ける子は世界中さがしもどこにもいないと
断言できます。脱帽。僕は彼女の大ファンです。
NYで一日休みがあり一日中観光して疲れてホテルに帰ってきました。みんな時差や旅でぐったりなのにジェシーはいいました。
「ダイ、あんたの部屋に行っていい?ちょっとソロを練習したいのよ」来てやりましたよ。
帰る前日も「明日何時に出発するの?ええ、そんなに早く?
トランペットの練習したかったのに」
彼女への大きな拍手がそんな気持ちにさせるんでしょうかね。